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予防接種

HPVワクチン

HPVワクチンとは

「HPVワクチン」によって、「子宮頸がん」を予防することができます。子宮頸がんのほとんどは、HPVというウイルスが原因であります。HPVワクチンによって、子宮頸がんを予防することが可能です。

HPVワクチンの推奨状況

「HPVワクチン」は、性交渉を経験する前の「10歳から14歳まで」の若いうちに打つようにしましょう。日本において「子宮頸がん」は若い女性で増えてきています。そして、子宮頸がんによって若くして亡くなってしまったり、治療のため子宮を摘出しなければならなかったりします。「子宮頸がん」で苦しむ人が一人でも少なくなるために、「HPVワクチン」を若いうちに打つようにしましょう。

HPVワクチンの効果

「HPVワクチン」は、カバーする「HPVの型」よって予防効果が違います。たとえば、「HPV16・18・31・52・58型」などのハイリスク型では、「子宮頸がん」だけでなく、「外陰がん」「咽頭がん」「肛門がん」などを予防することが可能です。
「HPV6・11」では、性感染症の「尖圭コンジローマ」を予防することが可能です。

定期的な子宮頸がん検診も

「定期的な子宮頸がん検診」によって、「子宮頸がん」を予防することができます。「子宮頸がん検診」によって「子宮頸がんの前がん病変」(子宮頸部異形成)を早期発見・早期治療することで、「子宮頸がん」の予防につながります。がん診療は、「早期発見」「早期治療」が原則と言われます。子宮頸がんは、「定期的な子宮頸がん検診」と「HPVワクチン」によって撲滅できるガンです。正しい知識と行動によって「子宮頸がん」を予防しましょう。

風疹ワクチン

風疹ワクチンとは

風疹ワクチンによって、風疹への感染を予防することができます。大人になって、はじめて風疹にかかると、「高熱」「関節痛」「発疹」が長引いたり、重症化することがあります。また、妊娠中に風疹にかかってしまうと、お腹の中の赤ちゃんが「先天風疹症候群」になってしまう可能性があります。

風疹ワクチンの推奨状況

風疹の抗体価が16倍以下の場合、風疹ワクチンの接種をするようにしましょう。
ただし、風疹ワクチンは生ワクチンであり、胎児への安全性が担保できないため、妊娠中の接種は出来ないです。出産が終わった後に、風疹ワクチンを接種するようにしましょう。また、妊活中の人で風疹抗体価が低い人は、妊娠する前のうちに風疹ワクチンを接種するようにしましょう。

風疹ワクチンは男性も接種を

風疹ワクチンは、抗体価が低い男性も接種するようにしましょう。パートナーが妊娠した場合、男性側が風疹にかかってしまった場合、妊婦であるパートナーにうつしてしまう可能性があります。また、社会全体として風疹の抗体価を上げることで、社会全体として風疹にかかりにくくなります。妊活中はとくに、風疹の抗体価が低い男性は風疹ワクチンを接種するようにしましょう。

※当クリニックでは妊娠を希望している女性や妊婦の配偶者(パートナー)を対象に「風疹抗体価検査」を無料で行うことが出来ます。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンとは

インフルエンザワクチンによって、インフルエンザの感染予防や、かかったとしても重症化予防することができます。とくに、妊娠中にインフルエンザにかかってしまった場合、母体は重症化してしまうリスクが高くなります。また、インフルエンザ感染によって「流産」や「早産」につながることがあります。それらを予防するために、インフルエンザワクチンを接種するようにしましょう。

インフルエンザワクチンの推奨状況

インフルエンザの流行時期の前にはワクチンを打つようにしましょう。毎年冬の乾燥した時期にインフルエンザが流行します。なので、インフルエンザが流行する時期の前、「おおよそ10月から11月」にかけてインフルエンザワクチンを接種することをすすめます。とくに、重症化しやすい高齢者や妊娠女性は接種するようにしましょう。

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